エラーコードごとの対処方法

印刷できなかったときやファクス/スキャンの送受信に失敗したときなど、何らかのエラーが起こると、そのエラーが 3 桁の数字(エラーコード)として、レポートやジョブ履歴の画面に表示されます。各エラーコードが表示された原因とその解決方法について、以下で確認してください。なお、エラーのレポートを出力する方法や記載情報については、レポートやリストを印刷するを参照してください。ジョブ履歴の画面については、<状況確認>画面を参照してください。
 

#001~#800

#801~#999

#001

フィーダーに原稿がつまっている。
つまった原稿を取り除いてください。
フィーダーに原稿がつまった

#003

データ量が大きく、ファクスの送受信ができなかった。
送信時: 解像度を下げて読み込んでください。
ファクス送信の基本操作
受信時: 相手先に連絡し、原稿を分割して送信してもらうか、解像度を下げて送信してもらってください。

#005

制限時間内に応答がなかったためファクスが送信できなかった。
相手機の電源が入っていない場合や、通話中の場合はファクスを送信できないことがあります。相手に連絡し、対処してもらってください。また、海外送信時にこのエラーコードが表示される場合はポーズを使ってみてください。
ファクス送信の基本操作

#012

相手機の記録紙がなくなったためファクスが送信できなかった。
用紙を補給してもらうよう相手先に連絡してください。

#018

通話中などで相手機から応答がなかったためファクスが送信できなかった。
相手機の電源が入っていない場合や、通話中の場合はファクスを送信できないことがあります。相手に連絡し、対処してもらってください。また、海外送信時にこのエラーコードが表示される場合はポーズを使ってみてください。
ファクス送信の基本操作

#022

パソコンからのファクス送信ができないように設定されている。
パソコンからファクス送信するには、<ファクスドライバーから送信許可>を<ON>に設定する必要があります。詳しくは、管理者にお問い合わせください。
パソコンからのファクス送信を制限する
指定した宛先がアドレス帳から削除されたためファクスを転送できなかった。
転送先をアドレス帳に登録しなおしてください。エラー終了した転送文書がメモリーに残っている場合は、再送信することができます。
宛先を登録する
転送に失敗した文書を印刷/再送信/削除する

#037

メモリー容量がいっぱいになっているためファクス送信できなかった。
待機中の文書がある場合は、処理が終了するまでお待ちください。
メモリーに保存されている受信文書が残っている場合は、印刷または削除してください。
受信した文書をいったん本機に保存する(メモリー受信)
ページ数の多い原稿を送信する場合は、原稿を分割して送信してください。
ファクスを送信する場合は、原稿を読み込むときの解像度を下げてください。
ファクス送信の基本操作
ファイルサイズが大きく、印刷できなかった。
ファイルを最適化して容量を減らすか、ページを分割してから再度印刷してください。
プリンタードライバーから印刷しなおすと正しく印刷できる場合があります。

#099

ジョブを中止する操作をした。
ジョブを中止した場合はこのエラーコードが表示されますが、異常ではありません。必要に応じてもう一度操作してください。

#401

USBメモリーに原稿を書き込もうとしたが、容量不足で保存できなかった。
USBメモリー内の不要なデータを削除して空き容量を確保するか、別のUSBメモリーを接続してください。
USBメモリーを差し込む

#406

USBメモリーに原稿を書き込もうとしたが、エラーのため保存できなかった。
USBメモリーをいったん取り外し、もう一度接続してください。
USBメモリーを差し込む
読み取り原稿の枚数を減らしてください。

#701

部門別ID管理を実施しているとき、部門IDや暗証番号が正しく入力されなかったため認証に失敗した。
正しい部門IDと暗証番号を入力してください。
ID不定ジョブが無効に設定されているにもかかわらず、部門IDを入力せずに操作を続けようとした。
リモートUIの管理者モードで「部門IDを入力しなくても操作ができる機能」(ID不定ジョブ)を有効にしてから、操作しなおしてください。
部門IDが不明な操作を遮断する

#751

FTPサーバーが立ち上がっていない、またはネットワークが切れている。(送信先に接続できないときと、途中で断線したときがあります。)
送信先を確認してください。
ネットワークの状態を確認してください。
ネットワークの設定を確認する
IPアドレスが正しく設定されていない。
<TCP / IP設定>を確認してください。
IPアドレスを設定する

#752

SMTP/POP3サーバー名の設定が間違っているため、Eメール送信やIファクス送受信ができなかった。
SMTP/POP3サーバー名を確認し、正しい設定に変更してください。
Eメール/Iファクスの通信設定をする
ドメイン名の設定が間違っているため、Eメール送信やIファクス送受信ができなかった。
ドメイン名を確認し、正しい設定に変更してください。
DNSの設定をする
本機がネットワークに正しく接続されていないため、Eメール送信やIファクス送受信ができなかった。
ネットワークに接続できる状態か、確認してください。
設定のトラブル

#753

ネットワークケーブルが抜けているため、Eメール送信やIファクス送受信、または共有フォルダー/FTPサーバーへの保存ができなかった。
ネットワークケーブルが正しく接続されているか確認してください。

#755

TCP/IPが正しく機能していないため、Eメール/Iファクス送信や共有フォルダー/FTPサーバーへの保存ができなかった。
<TCP / IP設定>の設定を確認し、正しく設定してください。
<ネットワーク>
IPアドレスが設定されていない。
IPアドレスを正しく設定してください。
IPアドレスを設定する
通信開始までの待機時間を設定しているため、起動後すぐに通信できない。
電源を入れてもすぐには通信できません。<起動時の接続待機時間>で設定した時間が経過するまで待ってから送信しなおしてください。
ネットワーク接続時の待機時間を設定する

#766

証明書の有効期限が切れている。
証明書を更新してください。または、有効期限が切れていない証明書を使用してください。
<現在日時の設定>を正しく設定してください。
日付/時刻を設定する

#801

Eメール/Iファクス送信時、SMTPサーバーとの間でタイムアウトエラーが発生した。
SMTPがネットワークで正常に動作しているか確認してください。
ネットワークに接続できる状態か、確認してください。
設定のトラブル
SMTPサーバーからエラーが返ってきた。
SMTPサーバーが正しく設定されているか確認してください。
宛先が正しく設定されていない。
宛先の設定を確認してください。
スキャンした文書を共有フォルダーへ送信しようとしたが、フォルダーエラーで送信できなかった。
共有フォルダーと、共有フォルダーのあるパソコンのいずれも正常に動作しているか確認してください。
共有フォルダーへの保存時に指定されたフォルダー名あるいはパスワードが間違っている。
宛先の設定を確認してください。

#802

SMTP/POP3/FTPサーバー名の設定を間違えている。
SMTP/POP3/FTPサーバー名を正しく設定してください。
Eメール/Iファクスの通信設定をする
リモートUIから宛先を登録する

#804

共有フォルダー/FTPサーバーへのアクセス権がない。
送信ユーザー(宛先に登録したユーザー名)に対して、保存先フォルダーへの書き込み権限を与えてください。詳細については、ネットワーク管理者にお問い合わせください。
共有フォルダー/FTPサーバーへの保存時に指定されたフォルダー名が間違っている。
宛先の設定を確認してください。

#806

共有フォルダー/FTPサーバーへの保存時に指定するユーザー名またはパスワードが間違っていた。
共有フォルダーやFTPサーバーに登録されているユーザー名とパスワードと同じものをアドレス帳の宛先に登録してください。
共有フォルダーへの保存設定の流れ
リモートUIから宛先を登録する
Eメール/Iファクス送信で指定したメールアドレスが間違っている。
正しいメールアドレスを指定して送信しなおしてください。アドレス帳の宛先を使った場合は、メールアドレスが正しいかどうか確認してください。
宛先を登録する

#808

FTPサーバーにおいて、エラーやタイムアウトが発生した。
FTPサーバーの設定を確認してください。
リモートUIから宛先を登録する

#810

Eメール送信時やIファクス送受信時、POP3サーバーからエラーが返ってきた。
POP3サーバーのアドレスが正しく設定されているか確認してください。
お使いのメールサーバーやネットワークが正常に動作しているか確認してください。詳しくは、ネットワーク管理者にお問い合わせください。

#812/813

POP3サーバーで使用するログイン名またはパスワードの設定を間違えている。
POP3サーバーで使用するログイン名またはパスワードを正しく入力してください。

#818

受信したデータが印刷できないファイル形式だった。
相手先に連絡し、ファイル形式を変更して送信してもらってください。

#819

扱えないデータを受信した(MIME情報が不正です)。
相手先に連絡し、設定を確認して、送信しなおしてもらいます。

#820

扱えないデータを受信した(BASE64またはuuencodeが不正です)。
相手先に連絡し、設定を確認して、送信しなおしてもらいます。

#822

USBメモリーのファイルを印刷しようとしたが、未対応の形式であったため印刷できなかった。
対応しているファイル形式を確認して保存しなおしてください。
USBメモリーを差し込む

#827

扱えないデータを受信した(サポート外のMIME情報があります)。
相手先に連絡し、設定を確認して、送信しなおしてもらいます。

#829

最大受信可能サイズを超えるデータを受信した。
ファクス受信では、1,000 ページ目以降のデータを削除して、999 ページ目までを印刷またはメモリー受信します。1,000 ページ目以降のページは送信しなおしてもらってください。
Iファクス受信では、Eメールのサイズが 24 MBを超える場合は受信できません。Eメールのサイズを 24 MB以下にして送信しなおしてもらってください。

#839

SMTP認証で使用するユーザー名とパスワードの設定を間違えている。
ユーザー名とパスワードを正しく設定してください。
Eメール/Iファクスの通信設定をする

#841

Eメール/Iファクス送信で、メールサーバーと共通の暗号アルゴリズムが存在しない。
[SMTPでTLSを使用する]/[POPでTLSを使用する]のチェックマークを外してください。
Eメール/Iファクスの通信設定をする
メールサーバーの設定に、共通の暗号アルゴリズムを追加してください。
SMTPサーバーとの通信時にTLSサーバー証明書の検証エラーが発生した。
リモートUIを使用して、SMTPサーバー側のTLSサーバー証明書を署名したCA証明書が本機に登録されていることを確認してください。
SMTPサーバー側のTLSサーバー証明書が正しいものであることを確認してください。
TLSサーバー証明書が自己証明書ではないことを確認してください。

#844

POP before SMTP送信時に、POP3サーバーとのTLS暗号化通信に失敗した。
POP3サーバーのTLS暗号化通信設定を確認してください。
[POPでTLSを使用する]のチェックマークを外してください。解決しないときは、[送信前のPOP認証する]のチェックマークを外し、通信設定をPOP before SMTP以外の設定に切り替えてください。
Eメール/Iファクスの通信設定をする
POP3サーバーとの通信時にTLSサーバー証明書の検証エラーが発生した。
リモートUIを使用して、POP3サーバー側のTLSサーバー証明書を署名したCA証明書が本機に登録されていることを確認してください。
POP3サーバー側のTLSサーバー証明書が正しいものであることを確認してください。
TLSサーバー証明書が自己証明書ではないことを確認してください。

#846

POP認証に失敗したためEメールやIファクスが送信できなかった。
設定を確認して、操作をやりなおしてください。
Eメール/Iファクスの通信設定をする

#852

使用中に何らかの原因で電源が切れた。
電源プラグがしっかりとコンセントに差し込まれているかどうか確認してください。

#853

処理できるデータ量を超えたため印刷できなかった。
大量ページの文書を印刷しようとしたときなどに発生します。一度に印刷するページを減らすか、印刷待機中や印刷中の文書がないときに印刷してください。それでも印刷できない場合は、文書データに不具合がないか確認してください。
パソコン側から印刷を中止した。
印刷データがパソコンから本機に送信されているときに操作を中止すると、このエラーコードが表示されますが、異常ではありません。必要に応じてもう一度印刷してください。
印刷せずに放置していたセキュア文書が削除された。
セキュア文書は、一定時間内(お買い上げ時の設定では 30 分)に印刷しないとメモリーから削除されます。もう一度セキュア文書を送信し、時間内に印刷してください。
セキュアプリントをする
セキュアプリント禁止時に、セキュアプリントしようとした。
<セキュアプリント>が<OFF>に設定されているときはセキュアプリントできません。<ON>に設定して、もう一度操作してください。
セキュアプリントをする
セキュアプリントを使わずに印刷してください。
印刷の基本操作
データが破損しているか、サポートされていないデータを印刷しようとした。
データを確認して、印刷しなおしてください。
印刷の基本操作
パスワード保護されたPDFファイルを印刷できなかった。
PDFファイルのパスワードを正しく入力してください。
USBメモリーのファイルを印刷する(メモリーメディアプリント)
ユーザー設定用紙の用紙サイズ設定が本機の印刷可能範囲外で設定されている
プリンタードライバーでユーザー設定用紙を指定した場合に、ユーザー設定用紙の用紙サイズ設定が本機の印刷可能範囲外で設定されている可能性があります。
給紙カセット、手差しトレイ毎に設定可能範囲が異なりますので、適切なユーザー設定用紙の用紙サイズ設定を行ってください。
用紙について

#861

本機用でないプリンタードライバーを使ったため、印刷できなかった。
本機用のプリンタードライバーを使って、もう一度印刷してください。
印刷の基本操作
印刷しようとした文書データに何らかの不具合があり、印刷できなかった。
文書データに不具合がないか確認してください。

#862

本機がサポートしていない印刷設定であるため、印刷できなかった
解像度がスーパーファイン(1200 dpi)になっていませんか?ファイン(600 dpi)に変更してみてください。
ユーザー設定用紙の用紙サイズ設定が印刷可能範囲を超えている可能性があります。用紙サイズ設定値を小さく変更するか、定型サイズを選択してみてください。
印刷設定を確認して、印刷しなおしてください。
印刷の基本操作

#863

パソコンから印刷操作をしたがエラーが発生した。
いったん電源を切り、10 秒待って再び電源を入れたあと、もう一度操作してください。

#995

待機中の文書の送受信を中止した。
必要に応じてもう一度送受信しなおしてください。
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