SMBの設定をする

 
SMBは、ネットワーク内の複数デバイス間でファイルやプリンターを共有するためのプロトコルで、本機ではスキャンした文書を共有フォルダーに保存するときなどに使用します。お使いのネットワーク環境によっては、コンピューター名とワークグループ名の設定が必要です。
本体のファームウェア Main Controller バージョンを確認してください。ファームウェアのバージョンを確認する

SMBの設定をする:ファームウェア Main Controller バージョン:Ver.05.49以前

NetBIOS名
NetBIOSを使ったWindowsネットワークで、接続されたパソコンやファイルサービスなどの各種ネットワークサービスを識別するための名前がNetBIOS名です。パソコンの場合は通常、コンピューター名がNetBIOS名になります。
ワークグループ名
Windowsネットワークでファイル共有などの基本的な機能を使用するために、複数のパソコンをグループ分けするための名前がワークグループ名です。どのワークグループに所属するのかを設定します。
リモートUIから本機を設定するときの基本操作は、本機の設定を変更するを参照してください。
1
リモートUIを起動し、管理者モードでログインする リモートUIを起動する
2
ポータルページで、[設定/登録]をクリックする リモートUIの画面について
3
[ネットワーク設定][SMB設定]の順に進む
4
[編集]をクリックする
5
必要な情報を入力する
[NetBIOS名]
本機のNetBIOS名を半角英数字で入力します。
[ワークグループ名]
本機が所属するワークグループ名を半角英数字で入力します。
アスタリスク(*)で始まるNetBIOS名やワークグループ名はWINSサーバーに登録することができません。
6
[OK]をクリックする
7
本機を再起動する
電源を切り、10 秒待って再び電源を入れます。

SMBの設定をする:ファームウェア Main Controller バージョン:Ver.05.50以降

コンピューター名
コンピューター名を使ったWindowsネットワークで、接続されたパソコンやファイルサービスなどの各種ネットワークサービスを識別するための名前がコンピューター名(NetBIOS名)です。
ワークグループ名
Windowsネットワークでファイル共有などの基本的な機能を使用するために、複数のパソコンをグループ分けするための名前がワークグループ名です。どのワークグループに所属するのかを設定します。
リモートUIから本機を設定するときの基本操作は、本機の設定を変更するを参照してください。
1
リモートUIを起動し、管理者モードでログインする リモートUIを起動する
2
ポータルページで、[設定/登録]をクリックする リモートUIの画面について
3
[ネットワーク設定][コンピューター名/ワークグループ名設定]の順に進む
4
[編集]をクリックする
5
必要な情報を入力する
[コンピューター名]
本機のコンピューター名を半角英数字で入力します。
[ワークグループ名]
本機が所属するワークグループ名を半角英数字で入力します。
[NetBIOSを使用する]
チェックマークを付けるとNetBIOSを使用した通信を行います。NetBIOSを使用しないときはチェックマークを外してください。
アスタリスク(*)で始まるコンピューター名(NetBIOS名)やワークグループ名はWINSサーバーに登録することができません。
WINSを使用する場合は、[NetBIOSを使用する]にチェックマークを付けてください。WINSの設定をする
6
[OK]をクリックする
7
[ネットワーク設定][SMBクライアント設定]の順に進む
8
[編集]をクリックする
9
必要な設定をする
[認証タイプ]
認証プロトコルのバージョンを設定します。接続先のSMBサーバーにあわせて、[NTLMv1]または[NTLMv2]から選びます。両方を選ぶこともできます。
[接続にはSMB署名を必要とする]
SMBサーバーへ接続時、SMBパケット署名を要求するように設定するときはチェックマークを付けます。
[接続には暗号化を必要とする]
SMBサーバーへ接続時、SMB v3.0の暗号通信での接続を要求するように設定するときはチェックマークを付けます。
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[OK]をクリックする
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[ネットワーク設定][SMBクライアントのバージョン指定]の順に進む
12
[編集]をクリックする
13
SMBクライアントで使用するSMBのバージョンを選ぶ
14
[OK]をクリックする
15
本機を再起動する
電源を切り、10 秒待って再び電源を入れます。
[接続には暗号化を必要とする]を有効に設定した場合、SMB v3.0の暗号化通信に対応したSMBサーバーにのみ接続できます。[SMBクライアントのバージョン指定]で[1.0]と[2.0]を選んでいても、[3.0]を選択していない場合は、SMB v3.0の暗号化通信に非対応なSMBサーバーには接続できません。
使用するSMBのバージョンは、SMBサーバーとSMBクライアントとで合わせてください。使用するSMBバージョンが異なると、SMBが利用できません。
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