AirPrintを使う

ファームウェア Main Controller バージョン:Ver.04.00以降で利用可能です。ファームウェアのバージョンを確認する
AirPrintを使用するために必要な設定や、Apple製機器での手順について説明しています。
AirPrintの設定
AirPrintでできること
困ったときは

AirPrintの設定をする

本機を識別するための名称や設置場所を設定します。AirPrintを使用できないように設定することもできます。設定はリモートUIを使って行います。
リモートUIから本機を設定するときの基本操作は、本機の設定を変更するを参照してください。
1
リモートUIを起動し、管理者モードでログインする リモートUIを起動する
2
ポータルページで、[設定/登録]をクリックする リモートUIの画面について
iPadやiPhone、iPod touchなどのモバイル機器を使う場合、以降の「クリック」という指示は「タップ」と読み替えてください。
3
[ネットワーク設定][AirPrint設定]の順に進む
4
[編集]をクリックする
5
必要な情報を入力する
[AirPrintを使用する]
AirPrintを使用するときはチェックマークを付けます。AirPrintを使用できないようにする場合は、チェックマークを外してください。
[プリンター名]
本体の名称を入力します。すでに[mDNS設定](DNSの設定をする)でmDNS名を登録している場合は、登録した名称が表示されます。
[設置場所]
本体の設置場所を入力します。すでに[デバイス情報設定]([管理設定](設定/登録)の[デバイス管理])で設置場所を登録している場合は、登録した名称が表示されます。
[緯度]
本体が設置されている緯度を入力します。
[経度]
本体が設置されている経度を入力します。
6
[OK]をクリックする
AirPrintを使用すると、<ネットワーク>にある以下の設定値も<ON>になります。
HTTPを使用
IPP印刷の設定
IPv4 mDNSを使用
IPv6 mDNSを使用
Network Link Scanを使用
一度設定した[プリンター名]を変更すると今まで印刷できていたMacから印刷できなくなることがあります。これはIPv4の<mDNS名>(DNSの設定をする)も変更されるために起きる現象です。この場合はMacに本機を追加しなおしてください。
プリンター名を入力しておくとAirPrint対応プリンターが複数台あるとき、識別しやすくなります。

AirPrintで使える機能を変更する

AirPrintで使わない機能を無効にしたり、通信を暗号化したりするときは、操作パネルから設定を行います。

AirPrint専用ページを表示する

AirPrint専用ページからAirPrintの設定画面を表示したり、用紙やインクタンクなどの消耗品の状態を確認したりすることができます。また、セキュリティー機能の設定も行うことができます。
1
[システム環境設定][プリンタとスキャナ]でお使いのMacに本機を追加する
すでに追加している場合、この操作は不要です。
2
[プリンタとスキャナ]内のプリンターの一覧から本機を選ぶ
3
[オプションとサプライ]をクリックする
4
[プリンタのWebページを表示]をクリックする
5
リモートUIにログインする
AirPrintの設定を変更するには、システム管理者としてログインする必要があります。

AirPrint専用ページについて

管理者権限でログインすると、次のAirPrint専用ページが表示されます。

[AirPrint設定]

本体の名称、設置場所などAirPrint設定で入力した内容を確認できます。[編集]をクリックすると設定内容を変更することができます。

[その他の設定]

[プリントのセキュリティ設定]
TLSや認証を使った印刷のセキュリティーを設定します。
[スキャンのセキュリティ設定]
TLSを使ったスキャンのセキュリティーを設定します。
[TLS設定]
TLS設定で使用している鍵と証明書を変更できます。TLS用の鍵と証明書を設定する
[鍵と証明書設定]
鍵と証明書の生成、インストール、証明書の発行要求などができます。TLS用の鍵と証明書を設定する

[消耗品情報]

本体の各給紙部や消耗品の情報、デバイスのバージョンを確認できます。

商標について

Apple、Bonjour、iPad、iPhone、iPod touch、Mac、macOS、OS XおよびSafariは、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。AirPrintおよびAirPrintロゴは、Apple Inc.の商標です。
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