輸送中に傾く可能性がある場合(輸送後に6か月以上長期保管しないとき)

本体を輸送した後、6か月以内に使用する場合と6か月以上使用せずに保管する場合では、輸送方法が異なります。6か月以内に使用する場合は、以下の操作で輸送してください。
移動中の傾き角度は40度以下となるように注意してください。
1
必要なインクタンクとメンテナンスカートリッジの数を確認して、準備する
インクタンクとメンテナンスカートリッジ必要数に関する情報が、<プリントヘッド情報>の<交換ランク>で確認できます。
<状況確認> <デバイス情報>  <プリントヘッド情報>  <インクタンク情報>
輸送後の再設置の際にも、交換ランクに応じた消耗品が必要となります。確認したプリントヘッド情報のレポートを印刷してください。プリントヘッドの使用状況のレポートを印刷する
交換ランクごとに必要な数が異なります。交換ランクと必要数の対応は、消耗品交換一覧表()を参照してください。
2
プリントヘッド固定部材の有無を確認する
1
ホーム画面で<メニュー>  <調整 / メンテナンス>  <メンテナンス>  <メンテナンスカートリッジの交換>を選ぶ
2
<解除>を選んで、画面が変わったら、前カバーを開ける
3
プリントヘッド固定部材があることを確認する
4
前カバーを閉める
プリントヘッド固定部材がない場合は、販売店またはお客様相談センターに連絡して、プリントヘッド固定部材を入手してください。固定部材がない状態で輸送を実施すると、故障の原因となります。
3
用紙を取り出す
給紙カセットと手差しトレイからすべての用紙を取り出してください。

4
ホーム画面で、<メニュー>を選ぶ ホーム画面
5
<調整 / メンテナンス> <メンテナンス>の順に進む
6
<輸送の準備>を選ぶ
インク残量不明エラー発生時は、<輸送の準備>のメニューは実行できません。
7
<システム管理部門ID>と<暗証番号>を入力して、<ログイン>を選ぶ
8
メッセージを確認し、<いいえ>を選ぶ
9
メッセージを確認し、<はい>を選ぶ
輸送の準備を開始したら、途中で中止することはできません。準備ができていない場合は、輸送の準備を開始しないでください。
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プリントヘッド固定部材の有無を確認する画面が表示されるので、<いいえ>を選ぶ
輸送の準備が開始されます。輸送の準備には15~20 分かかります。
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設定を初期化を選択する画面で、<はい>または<いいえ>を選ぶ
<はい>を選ぶと、履歴などを含めたデータや設定値がすべてお買い上げ時の状態に戻ります。本機の使用者が変わるときなどに、選択してください。
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<解除>を選ぶ
13
<前カバーを開ける>が表示されたら、前カバーを開ける
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メンテナンスカートリッジを取り外す メンテナンスカートリッジを交換する
取り外したメンテナンスカートリッジはビニール袋に入れ、インクがこぼれないようにしっかり結んでください。
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グリップカバーを取り外す
16
前カバーを閉める
17
<解除>を選ぶ
18
<前カバーを開ける>が表示されたら、前カバーを開ける
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プリントヘッド固定部材を取り付ける
本体内部に保管しているプリントヘッド固定部材(本体内部)を取り出し、挿入口に差し込んでください。
突き当たるまで差し込んだらレバーを左側に倒してください。
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前カバーを閉める
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電源を切る 電源を切る
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接続されているケーブルやコードをイラストの番号順に抜く
LANケーブル()~電話コード()の有無は接続環境によって異なります。
オプションのハンドセットを取り付けている場合は、ハンドセットを置き台から取り外してください。
 電源プラグ
 アース線
 電源コード
電源コードクランプの固定を外して、電源コードを取り外します。
 LANケーブル
 USBケーブル
 ハンドセット
 外付け電話機
 電話コード
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ブックホルダーを取り外す
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カセット保護カバーを取り外す

オプションの2段カセットペディスタルを装着している場合

本機は重量物(基本仕様/コピー機能)です。運搬用グリップをつかんで、必ず 4 人で本体を持ち上げてください。
1
転倒防止部品を2段カセットペディスタル右側面から取り外す
転倒防止部品は、輸送したあとにも必要になりますので、捨てずに保管してください。
2
給紙カセット3を少し引き出す
3
本体と2段カセットペディスタルを固定しているネジを回してペディスタル保護カバーを外す
本体右側
本体左側
4
給紙カセット3を閉める
5
本体と2段カセットペディスタルの接続ケーブルカバーを取り外し、カセットペディスタル接続ケーブルを外す
6
運搬用グリップをつかんで本体を外す
運搬するときは
持ち運ぶときは、必ず4人で4か所の運搬用グリップを持ち、腰などを痛めないように注意してください。運搬用グリップ位置や持ち方は下図を参照してください。
フィーダーや給紙カセットなどの部分は絶対に持たないでください。落としてけがの原因になることがあります。
本体底面は持たないでください。また、設置する際は指をはさまないよう注意してください。
グリップ位置
持ち方
本体の角に立ち、それぞれ  の運搬用グリップを持つ


左手でグリップ  を持ち、右手で支える

右手でグリップ  を持ち、左手で支える

右手でグリップ  を持ち、左手で支える

 左手でグリップ  を持ち、右手で支える

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本体を梱包する
下図のように、本体右側面の3か所を、Hの文字の形にテープで止めてください。
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オプションの2段カセットペディスタルを梱包する
持ち運ぶときは、必ず2人以上で持ち、腰などを痛めないように注意してください。持ち方は下図を参照してください。
23LX-0KW