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用語について

LANに関連する用語について説明します。

英数字

英数字

  • AES

    セキュリティ方式の一種で、WPA/WPA2でも利用できる暗号化方式の一種です。米国政府内での情報処理用に採用された強固な暗号化方式です。

  • AirMacネットワーク(インフラ)

    無線LANの通信方式の1つです。無線通信端末(パソコン、プリンターなど)と無線LANルーターを経由してネットワークに接続する方式です。

  • AOSS(AirStation One-Touch Secure System)

    無線LANでのネットワーク接続をワンタッチで設定できるサービスです。

  • Bonjour

    Mac OSに搭載されている機能で、ネットワーク上にある通信可能な機器を自動的に検出するサービスです。

  • DHCPサーバー機能

    ルーターの機能で、ネットワーク上のプリンターやパソコンが起動すると、その都度ルーターから、IPアドレスなどのネットワーク利用に必要な設定情報をプリンターやパソコンに自動的に割り当てます。

  • DNSサーバー

    機器の名称をIPアドレスに変換するサーバーです。手動でIPアドレスを設定する場合は、プライマリーサーバーとセカンダリーサーバーの IPアドレスを設定します。

  • IEEE 802.11b

    周波数2.4GHzの帯域を使う無線LANの国際規格です。最大11Mbpsの転送速度で、数十メートルの範囲にある複数の端末が通信を行うことができます。

  • IEEE 802.11g

    周波数2.4GHzの帯域を使う無線LANの国際規格です。最大54Mbpsの転送速度で、数十メートルの範囲にある複数の端末が通信を行うことができます。

    IEEE 802.11bとの互換性もあります。

  • IEEE 802.11n

    周波数2.4GHzの帯域に加え5GHzの帯域の両方を使う無線LANの国際規格です。複数のアンテナを同時に利用したり、通信に使用するチャンネルを複数同時に利用することで従来よりも大きな転送速度を実現しますが、組み合わせる機器により通信速度が左右されることがあります。最大600Mbpsの転送速度で数十メートルの範囲にある複数の端末が通信を行うことができます。

    IEEE 802.11bやIEEE 802.11gとも相互接続ができます。

  • IPv4/IPv6

    インターネットで利用されているインターネットプロトコル(IP)です。IPv4はアドレス資源を32ビットで管理、IPv6はアドレス資源を128ビットで管理しています。

  • IPアドレス

    パソコンやプリンターなどの機器ごとに割り振られた固有の番号で、データのやりとりをする場合に送り先の機器を指定するために使われます。特にTCP/IPを使用しているインターネットでは、すべての機器に固有のIPアドレスが必要です。

    通常、IPアドレスはルーターのDHCPサーバー機能により自動で割り当てられます。

  • LPR(Line Printer daemon protocol)

    TCP/IP上で動作するプラットフォームに依存しない印刷プロトコルです。双方向通信はサポートしていません。

  • MACアドレス

    データをやり取りするための機器に付属する固有の番号です。機器の製造元の各社でそれぞれ固有の番号を割り当てるため、同じMACアドレスを持つ製品は存在しません。

  • PSK

    WPA /WPA2で採用された認証方式の一種です。

  • SSID

    SSIDとは無線LANの識別子です。ネットワーク名、無線LANルーター名と表記されることもあります。

    無線LANでは近隣の無線LANとデータが混信する場合があるため、通信したい機器同士を識別するためにSSIDが使われます。

    ご使用になる無線LAN機器(無線LANルーター、パソコン、プリンターなど)には同じSSID を設定します。SSID は半角英数字32 文字以内で指定します。大文字小文字は区別されます。

  • TCP/IP

    インターネットやLANの標準プロトコルです。ネットワークを介してパソコンやプリンターなどの機器同士が通信を行うための通信規約です。

  • TKIP

    WPA/WPA2で採用された暗号化プロトコルの一種です。

  • USB

    パソコンと周辺機器を接続するための規格です。電源を入れたまま抜き差しできるメリットがあります。この規格に適合したケーブルをUSBケーブルと言います。

  • WEP/WEPキー

    WEPとはIEEE 802.11で採用されているセキュリティ方式の一種です。無線LANルーターとクライアント(パソコンやプリンター)の両方に同じWEPキーを設定し、通信相手を認証すると同時に、通信内容の暗号化と復号化を行ってデータの安全性を確保します。

    本製品では、WEPキーの長さとして64 ビットと128 ビットがあり、キーの書式として文字と16進数があります。また、使用するキーの番号として1から4があります。

  • Wi-Fi(ワイ・ファイ)

    Wi-Fi Allianceによる無線LAN規格のマーケティング上のブランドネームです。Wi-Fi Allianceの相互接続性テストに合格した製品のみに与えられます。

    本製品はWi-Fi認定製品です。

  • WPA

    Wi-Fi Allianceが2002年10月に発表した無線LANのセキュリティ方式の一種です。WEPよりもセキュリティ強度が向上しています。

    • 認証

      WPAの認証方式には、認証サーバーがない環境でも使用できる「WPAパーソナル」と、認証サーバーを必要とする「WPAエンタープライズ」があります。

      本製品では、WPAパーソナルをサポートしています。

    • パスフレーズ

      WPAパーソナル認証で使用する暗号化キーです。

      8文字から63文字のASCII文字、または64ビットの16進数で入力します。

  • WPA2

    Wi-Fi Allianceが2004年9月に発表したセキュリティ方式の一種です。WPAの新バージョンで、IEEE 802.11iが採用した暗号化方式「AES(Advanced Encription Standard:高度暗号化規格)」に対応しています。

    • 認証

      WPA2の認証方式には、認証サーバーがない環境でも使用できる「WPA2パーソナル」と、認証サーバーを必要とする「WPA2エンタープライズ」があります。

      本製品では、WPA2パーソナルをサポートしています。

    • パスフレーズ

      WPA2パーソナル認証で使用する暗号化キーです。

      8文字から63文字のASCII文字、または64ビットの16進数で入力します。

  • WPS(Wi-Fi Protected Setup)

    無線LAN機器の接続とセキュリティの設定を簡単に実行するための規格です。無線LANルーターと安全な無線LAN通信を行うための暗号化を行うためのセキュリティ設定を簡単にできるように、特定のID(4桁から8桁の数字)を入力すれば設定が完了するPIN方式や、設定時にボタンを押すだけで設定が完了するプッシュボタン方式があります。

  • アクセスポイントモード

    アクセスポイント(無線LANルーター)がない環境で、本製品をアクセスポイントとして使用し、本製品と外部無線通信端末(パソコン、スマートフォン、タブレットなど)を接続します。

    本製品のアクセスポイントモード(ダイレクト接続)を使用すると、最大5台の無線通信端末を本製品に接続することができます。

  • アドホック

    無線LANの通信方式の1つです。同じSSIDの名前を設定した無線通信端末(パソコン、プリンターなど)が直接データ通信を行う方式です。無線LANルーターを必要としないのが特長です。その際、無線通信端末同士はピアツーピアで接続され、お互いのリソースを共有できます。本製品ではご使用になれません。

  • 管理パスワード

    IJ Network Toolでプリンターのネットワーク設定を変更するための管理用パスワードです。

  • キーの長さ

    パスワード(WEPキー)の長さです。[64ビット]または[128ビット]から選びます。キーの長さは長い方がより複雑なパスワード(WEPキー)を設定できます。

  • キーの書式

    パスワード(WEPキー)の書式を、[文字]または[16進数]から選びます。選んだキーの書式により、使用できる文字が異なります。

    • 文字

      半角英数字、またはアンダーバー「_」を含む5文字または13文字の文字列で指定してください。大文字小文字は区別されます。

    • 16進数

      10桁または26桁の0~9、A~F、a~f(16進数)で指定してください。

  • サブネットマスク、サブネットワークアドレス

    IPアドレスはネットワークアドレス番号とホストアドレス番号に分けられますが、そのうち、IPアドレスからサブネットワークアドレスを割り出すための値をサブネットマスクといいます。通常、サブネットマスクはルーターのDHCPサーバー機能により自動で割り当てられます。

    例:

    IPアドレス:192.168.127.123

    サブネットマスク:255.255.255.0

    上記例のサブネットワークアドレス:192.168.127.0

  • 信号強度

    プリンターが無線LANルーターから受信している電波の強さが0~100%で表示されます。

  • ステルス機能

    無線LANルーターがSSID情報を含んだデータを公開しないことでその存在を隠す機能です。ステルス機能が設定された無線LANルーターは無線LANルーター一覧に表示されないためSSIDを直接入力する必要があります。

    AirMacをお使いの場合、「非公開ネットワーク」がこの機能にあたります。

  • ダイレクト接続(アクセスポイントモード)

    アクセスポイント(無線LANルーター)がない環境で、本製品をアクセスポイントとして使用し、本製品と外部無線通信端末(パソコン、スマートフォン、タブレットなど)を接続します。

    本製品のダイレクト接続(アクセスポイントモード)を使用すると、最大5台の無線通信端末を本製品に接続することができます。

  • 通信状況

    無線LANルーターとプリンターの接続状況を確認できます。

  • 通信レベル

    プリンターが無線LANルーターから受信しているノイズ(妨害電波)を除いた電波の状態が0~100%で表示されます。

  • 認証方式

    無線LANルーターとプリンターが無線LAN通信を行う際に相手を確認するための方式です。無線LANルーターとプリンターの設定を合わせる必要があります。

    セキュリティ方式がWEPに設定されているときは、IJ Network Toolから本製品の設定を[オープン]または[共有キー]に固定することもできます。

    WPA/WPA2の際はPSKを使用します。

    • 自動

      無線LANルーターの認証方式に合わせて認証を行います。

    • オープン

      パスワード(WEP)を使用する]を選んでいても、認証時のみパスワード(WEPキー)を使用せずに、通信相手として認証する方式です。

    • 共有キー

      パスワード(WEP)を使用する]を選び、使用するキーとして設定したパスワード(WEPキー)により暗号化して認証する方式です。

  • ネットワーク(SSID)

    SSIDとは無線LANの識別子です。ネットワーク名、無線LANルーター名と表記されることもあります。

    無線LANでは近隣の無線LANとデータが混信する場合があるため、通信したい機器同士を識別するためにSSIDが使われます。

    ご使用になる無線LAN機器(無線LANルーター、パソコン、プリンターなど)には同じSSIDを設定します。SSIDは半角英数字32文字以内で指定します。大文字小文字は区別されます。

  • パスワード(WEP)/パスワード(WEPキー)

    WEPとはIEEE 802.11で採用されているセキュリティ方式の一種です。無線LANルーターとクライアント(パソコンやプリンター)の両方に同じWEPキーを設定し、通信相手を認証すると同時に、通信内容の暗号化と復号化を行ってデータの安全性を確保します。

    本製品では、WEPキーの長さとして64 ビットと128 ビットがあり、キーの書式として文字と16進数があります。また、使用するキーの番号として1から4があります。

  • パフォーマンス

    プリンターを使用できるかどうかの現在の動作状態が表示されます。

  • ファイアウォール

    ネットワークにおける不正な侵入を防ぐシステムです。

    ブロードバンドルーターやお使いのパソコンにインストールされているオペレーティングシステムやセキュリティソフトウェアに用意されています。

  • プロキシサーバー

    LAN接続されたコンピューターとインターネットを中継するサーバーです。プロキシサーバーを使用する場合は、プロキシサーバーのアドレスとポート番号を設定します。

  • 無線LANルーター

    無線LANのネットワークを構築するときにネットワークと無線通信端末(パソコンなど)を接続し、データ通信の中継をする装置です。

    インフラストラクチャーモードでの通信の中継点となります。

    パソコンとプリンターは無線LANルーターを経由して通信します。

  • 無線チャンネル

    無線LANでは、使用する周波数帯域を分割し無線チャンネルと呼んでいます。

    インフラストラクチャーの場合、無線チャンネルは無線LANルーターに自動的に合わせられます。

    本製品では、1から13チャンネルが利用可能です。(ご購入の国や地域によっては、12、13チャンネルは利用できません。)

    同じフロアや隣接した場所に、SSID/ネットワークの名前は異なるが同一の無線チャンネルを使用している複数の無線LANがある場合は、相互干渉により通信速度が遅くなることがあります。この場合は、それぞれの無線LANごとに使用する無線チャンネルを離して設定すると、相互干渉が抑えられ通信速度が上がります。

  • らくらく無線スタート

    無線LANでのネットワーク接続をワンタッチで設定できるサービスです。

  • ルーター

    異なるネットワークと通信する際に中継となる機器のことです。

  • ワイヤレスLAN

    配線を必要としないLAN(Local Area Network)のことです。

    1つの建物内や敷地内など、比較的狭い範囲で電波などを使用してネットワークを構築します。

    IEEE 802.11に準拠したシステムを利用すると、ケーブルを使わずパソコンや周辺機器、ネットワークを共有できます。