Wi-Fiルーターの設定を変更する
Wi-Fiルーターの管理用アプリケーションがある場合
アプリケーションを利用して、Wi-Fiルーターの設定を変更してください。
Wi-Fiルーターの管理用アプリケーションがない場合
Wi-Fiルーターのマニュアルを参照して、Webブラウザーを用いてブラウザーでWi-Fiルーターの設定を変更してください。
参考
- Wi-Fiルーター設定の変更方法がわからない方は、Wi-Fiルーターのヘルプデスクに問い合わせるか、Wi-Fiルーター設定を変更できる方に依頼してください。
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ステップ 1 ファームウェアを更新してしてください
Wi-Fiルーターは、ファームウェアを頻繁に更新しています。最新版ではない場合は、更新してください。
ステップ 2 暗号化方式を確認してください
Wi-Fiルーターで使用している暗号化方式とプリンターで使用できる暗号化方式に互換性がある場合に、Wi-Fiルーターとプリンターは接続できます。
パソコン/スマートフォン/タブレットで接続しているWi-Fiルーターの暗号化方式とSSIDと暗号化キーを確認してください。プリンターで使用できない暗号化方式に接続している場合は、プリンターで使用できる暗号化方式の中からWi-Fiルーターと互換性がある暗号化方式に変更してください。
参考- 暗号化方式を変更した場合は、プリンターのWi-Fi接続をやり直してください。
- Wi-Fiルーターの設定を変更した場合、同じWi-Fiルーターに接続している他の機器も再度Wi-Fiルーターに接続し直してください。
下記の図で、上方に進むにつれて、暗号化レベルが高くなります。
プリンターで使用できる暗号化方式

WPA3またはWPA3-Personal
WPA2-PSK / WPA3またはWPA2-Personal / WPA3-Personal
WPA2-PSK (AES)
WPA2-PSKまたはWPA2-Personal
WPA-PSK/ WPA2-PSKまたはWPA-Personal / WPA2- Personal
WPA-PSK (AES)
WPA-PSKまたはWPA-Personal
参考- Wi-Fiルーターの暗号化方式がWPA3を含む方式の場合は、WPS接続を使用できない場合があります。プリンターで手動接続の設定方式で接続するか、Wi-Fiルーターの暗号化方式を変更してください。
- セキュリティ強度の面から、Wi-FiルーターはWPA2-PSK (AES)またはWPA3-SAE (AES)を含む暗号化方式に設定することを推奨します。
- 暗号化方式がWPA、WPA2、WPA/WPA2で、TKIPやAESが表示されていない場合は、TKIPとAES両方使用できる場合があります。
プリンターで接続できない暗号化方式

WPA3-Enterprise
WPA2-Enterprise
WPA-Enterprise
WPA-PSK (TKIP)/ WPA2-PSK (TKIP)
WPA2-PSK (TKIP)
WPA-PSK (TKIP)
WEP
参考- 一部の機種では、WPA2-Enterprise/WPA3-Enterpriseにも対応しています。
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ステップ 3 プライバシーセパレーター機能をオフにしてください
Wi-Fiルーターのプライバシーセパレーター機能がオンになっていると、プリンターがWi-Fiルーターに接続できていても、印刷することはできません。モバイルWi-Fiルーターではこの機能がオンになっているので、プリンターを使用するときは必ずオフに設定してください。
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ステップ 4 MACアドレスフィルタリングをオフにしてください
Wi-FiルーターのMACアドレスフィルタリングがオンの場合、プリンターのMACアドレスを追加してください。またはMACアドレスフィルタリングをオフに設定してください。
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ステップ 5 メッシュWi-Fiルーターを使用している場合
メッシュWi-Fiルーターを使用している場合で、5 GHz(6 GHz)と2.4 GHzのSSIDが同じ場合(バンドステアリング機能を含みます)、Wi-Fiルーターには接続できていても、印刷できない場合があります。
バンドステアリング機能をオフにして、5 GHz(6 GHz)と2.4 GHzのSSIDを分けてください。バンドステリング機能がなくても、5 GHz(6 GHz)と2.4 GHzで同じSSIDを使用している場合は、異なるSSIDを設定してください。
その上で、パソコン、プリンターともWi-Fiルーターに接続してください。設定を変更しても接続できない場合は、プリンターが接続しているSSIDにパソコンを接続するように変更してください。
