本文にスキップ

データ形式について(ファイルの種類/フォーマット)

スキャンした画像を保存するとき、画像のデータ形式を選ぶことができます。スキャンした画像を何に、どのアプリケーションソフトで使用するのかによって、条件に適したデータ形式を指定する必要があります。

アプリケーションソフトや使用するOS(WindowsmacOS)によっても、扱うことのできるデータ形式が異なります。

ここでは、画像のデータ形式の特徴を紹介します。

PNG(一般的な拡張子は「.png」)

ウェブ(ホームページ)上でよく使われるデータ形式です。

保存した画像データを加工する場合に適しています。

JPEG(一般的な拡張子は「.jpg」)

ウェブ(ホームページ)上や、デジタルカメラの画像でよく使われるデータ形式です。

この形式は、圧縮率が高いのが特徴です。保存のたびに画像が少しだけ劣化し、元の画像に戻すことはできません。

画像タイプが白黒のときは選ぶことはできません。

TIFF(一般的な拡張子は「.tif」)

さまざまなパソコンやアプリケーションソフト上で、比較的互換性の高いデータ形式です。

保存した画像データを加工する場合に適しています。

参考

  • 互換性のないデータも存在します。
  • IJ Scan Utility Liteで対応しているTIFF形式のファイルは、以下のとおりです。

    • 非圧縮、白黒2値
    • 非圧縮、RGB各8 bit
    • 非圧縮、RGB各16 bit(パーソナル向けスキャナー)
    • 非圧縮、グレースケール

PDF(一般的な拡張子は「.pdf」)

アドビ システムズ社が開発した電子文書用のデータ形式です。

さまざまなパソコンやOSで使用することができ、フォントも埋め込めるため、使用環境の異なる人同士でも、違いを意識することなくファイルをやり取りできます。