[スキャン設定(ドライバー)]ダイアログ
(パソコンからスキャン)シートで[ドライバー]をクリックすると、[スキャン設定(ドライバー)]ダイアログが表示されます。
[スキャン設定(ドライバー)]ダイアログでは、IJ Scan Utility Liteで原稿をスキャンするときの画像の保存のしかたや、保存後の動作を設定できます。
A:読み込み設定
- [出力解像度]
-
出力解像度を設定します。IJ Scan Utility Lite基本画面で[ドライバー]をクリックして表示された画面で設定した解像度を使用する場合は、[解像度と同じ]を選びます。より詳細な数値を設定したい場合は、[ユーザー設定(xxxdpi)]を選びます。出力解像度は19200 dpiまで設定できます。
参考
- 解像度について詳しくは、「解像度について」を参照してください。
B:保存設定エリア
- [ファイル名]
-
保存する画像のファイル名を入力します。ファイルを保存すると、設定したファイル名の後ろに、「_20XX0101_0001」のように日付と4桁の数字が付きます。
参考
- [今日の日付のフォルダーに保存する]にチェックマークを付けると、設定したファイル名の後ろに、4桁の数字が付きます。
- [保存する場所]
-
スキャンした画像の保存先フォルダーを表示します。新しいフォルダーを追加したい場合は、ポップアップメニューから[追加...]を選んで表示されるダイアログで (プラス)をクリックし、保存先フォルダーを指定します。
初期設定では、[ピクチャ]フォルダーに保存されます。
- [データ形式]
-
スキャンした画像を保存するときのデータ形式を選びます。
[JPEG/Exif]、[TIFF]、[PNG]、[PDF]、[PDF (複数ページ)]が選べます。
参考
- [PDF]、[PDF (複数ページ)]を選んだ場合は、9600 pixels x 9600 pixelsまでの画像をスキャンすることができます。
- [保存設定]で[大容量の画像のスキャンを有効にする]にチェックマークを付けているとき、または[アプリケーション設定]で[OCRを開始する]を選んでいるときは、[JPEG/Exif]、[TIFF]、[PNG]が選べます。
- ネットワーク接続でご使用の場合、[データ形式]で[TIFF]または[PNG]を設定すると、スキャンの時間が通常よりも長くなることがあります。
- [JPEG画質]
-
JPEGファイルの画質を指定することができます。
重要
- [データ形式]で[JPEG/Exif]を選んでいるときのみ表示されます。
- [PDF圧縮タイプ]
-
PDFファイルを保存するときの圧縮タイプを選びます。
- [標準]
- 通常は、この設定をお勧めします。
- [高圧縮]
- ファイルのデータ容量を圧縮して保存するため、ネットワークやサーバーへの負担を軽減することができます。
重要
- [データ形式]で[PDF]または[PDF (複数ページ)]を選んでいるときのみ表示されます。
- [キーワード検索が可能なPDFを作成する]
-
チェックマークを付けると、画像内の文字がテキストデータに変換され、キーワード検索ができるPDFファイルを作成できます。
重要
- [データ形式]で[PDF]または[PDF (複数ページ)]を選んでいるときのみ表示されます。
参考
- スキャン設定ダイアログの (基本設定)シートにある[文書の言語]で選ばれている言語で検索できるPDFファイルが作成されます。
- [今日の日付のフォルダーに保存する]
-
チェックマークを付けると、[保存する場所]で設定したフォルダー内に今日の日付フォルダーが作成され、その中にスキャンしたデータを保存できます。フォルダーは、「20XX_01_01」のように「西暦_月_日」という名前で作成されます。
チェックマークを外した場合は、[保存する場所]で設定したフォルダーの中に、直接データが保存されます。
- [大容量の画像のスキャンを有効にする]
-
チェックマークを付けると、縦横のピクセル数が最大21000 pixels x 30000 pixels、1.8 GBまでの画像をスキャンすることができます。
重要
- チェックマークを付けているときは、[アプリケーションに転送する]、[フォルダーに転送する]、[メールに添付する]、[OCRを開始する]は選べません。
参考
- チェックマークを外しているときは、最大10208 pixels ×14032 pixelsまでの画像をスキャンできます。
- [スキャン結果を確認し、保存設定を行う]
- スキャン後に[保存設定]ダイアログが表示されます。
C:アプリケーション設定エリア
- [アプリケーションで開く]
-
スキャンした画像を、加工や補正したいときに選びます。
ポップアップメニューからアプリケーションソフトを指定できます。
- [アプリケーションに転送する]
-
スキャンした画像を、画像の閲覧や管理ができるアプリケーションソフトでそのまま使用したいときに選びます。
ポップアップメニューからアプリケーションソフトを指定できます。
- [フォルダーに転送する]
-
スキャンした画像を[保存する場所]で指定した以外のフォルダーにも保存したいときに選びます。
ポップアップメニューからフォルダーを指定できます。
- [メールに添付する]
-
スキャンした画像を添付してメールを送信するときに選びます。
ポップアップメニューから起動したいメールソフトを指定できます。
- [OCRを開始する]
-
スキャンした画像内の文字をテキストデータに変換したいときに選びます。
ポップアップメニューからアプリケーションソフトを指定できます。
- [アプリケーションを起動しない]
- [保存する場所]で設定したフォルダーに保存されます。
参考
- ポップアップメニューから[追加...]を選んで表示されるダイアログで (プラス)をクリックし、アプリケーションソフトやフォルダーを指定すると、ポップアップメニューに追加されます。
- [操作説明]
- 本マニュアルを表示します。
- [標準に戻す]
- 表示されている画面の設定内容を、初期設定に戻すことができます。