スキャンした画像を保存するとき、画像のデータ形式を選ぶことができます。スキャンした画像を何に、どのアプリケーションソフトで使用するのかによって、条件に適したデータ形式を指定する必要があります。
アプリケーションソフトや使用するOS(Windows、Mac OS)によっても、扱うことのできるデータ形式が異なります。
ここでは、画像のデータ形式の特徴を紹介します。
ウェブ(ホームページ)上でよく使われるデータ形式です。
保存した画像データを加工する場合に適しています。
ウェブ(ホームページ)上や、デジタルカメラの画像でよく使われるデータ形式です。
この形式は、圧縮率が高いのが特徴です。保存のたびに画像が少しだけ劣化し、元の画像に戻すことはできません。
画像タイプが白黒のときは選ぶことはできません。
さまざまなパソコンやアプリケーションソフト上で、比較的互換性の高いデータ形式です。
保存した画像データを加工する場合に適しています。
互換性のないデータも存在します。
IJ Scan Utilityで対応しているTIFF形式のファイルは、以下のとおりです。
非圧縮、白黒2値
非圧縮、RGB各8 bit
非圧縮、グレースケール
アドビ システムズ社が開発した電子文書用のデータ形式です。
さまざまなパソコンやOSで使用することができ、フォントも埋め込めるため、使用環境の異なる人同士でも、違いを意識することなくファイルをやり取りできます。
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