キヤノン：PIXUS マニュアル｜MX920 series｜［スキャン設定(メールに添付(文書))］ダイアログボックス

（1）読み込み設定エリア

（2）保存設定エリア

（3）アプリケーション設定エリア

（1）読み込み設定エリア

［原稿サイズ］

操作パネルから設定してください。
［解像度］

操作パネルから設定してください。
［転送時にスキャン画像を圧縮する］

スキャンした画像を圧縮し、パソコンに転送します。USB1.1やネットワーク環境など、ご使用のスキャナーまたはプリンターとパソコンを接続しているインターフェイスが遅い場合に有効です。
［画像処理設定］

（プラス）をクリックすると、次の項目を設定できます。
- ［自動文書補正をかける］
  
  チェックマークを付けると、文書や雑誌の文字をくっきりさせ、見やすくなるように補正します。
  ［転送時にスキャン画像を圧縮する］のチェックマークが外れているときのみ使用できます。
  
  補正によって、元の色あいと変わってしまうことがあります。その場合は、チェックマークを外してスキャンしてください。
  この機能を設定すると、スキャンの時間が通常よりも長くなります。
- ［とじ部の影を補正する(原稿台)］
  
  冊子などを開いた状態でスキャンする際に生じる、とじ部の影を目立たなくします。
  原稿台からスキャンする場合のみ、この機能を使用できます。
  
  ［転送時にスキャン画像を圧縮する］のチェックマークが外れているときのみ使用できます。
- ［文字原稿の傾きを補正する］
  
  スキャンした文字を認識して、原稿の傾き±0.1度から10度までを補正します。
  次のような原稿は、文字が正しく認識されないため、正しく補正できない場合があります。
  
  テキストの行が10度以上傾いている、または傾きの角度が行によって異なる原稿
  
  縦書きと横書きのテキストが混在する原稿
  
  文字サイズが極端に大きいまたは小さい原稿
  
  文字数が少ない原稿
  
  図形や画像の含まれる原稿
  
  手書きの原稿
  
  縦と横の罫線が混在する原稿（表組み）
  ［文字原稿の傾きを補正する］を設定すると、スキャンの時間が通常よりも長くなります。
- ［文字原稿の向きを検知して、画像を回転する］
  
  スキャンした原稿内の文字から画像の向きを検知し、正しい向きに自動で回転します。
  ［スキャン設定(基本設定)］ダイアログボックスの［文書の言語］で選択できる言語の文字原稿のみ有効です。
  
  ［スキャン設定(基本設定)］ダイアログボックス
  
  次のような設定や原稿は、文字を正しく認識できないため、方向を検知できない場合があります。
  
  解像度が300 dpi～600 dpiの範囲外
  
  文字サイズが8ポイント～48ポイントの範囲外
  
  特殊なフォント、飾り文字、斜体（イタリック）、手書きの文字を含む原稿
  
  下地に模様（地紋）がある原稿

（2）保存設定エリア

［ファイル名］

保存する画像のファイル名を入力します。ファイルを保存すると、設定したファイル名の後ろに、「_20XX0101_0001」のように日付と4桁の数字が付きます。
［データ形式］

操作パネルから設定してください。
［設定...］

クリックすると、［データ形式の設定］ダイアログボックスが表示され、保存する画像の画質やPDFファイルのキーワード検索、おまかせスキャンでスキャンした画像を保存するときのデータ形式を設定することができます。

［データ形式の設定］ダイアログボックス
［保存する場所］

スキャンした画像の保存先フォルダーを表示します。変更したい場合は、［追加...］をクリックして［保存フォルダーの選択］ダイアログボックスで、保存先フォルダーを指定します。

初期設定では、以下のフォルダーに保存されます。

Windows 7：［マイドキュメント］フォルダー

Windows Vista：［ドキュメント］フォルダー

Windows XP：［マイドキュメント］フォルダー

（3）アプリケーション設定エリア

［メールソフト］

スキャンした画像を添付するメールソフトを設定します。

プルダウンメニューから起動したいメールソフトを指定できます。

プルダウンメニューから［追加...］を選択して表示される［アプリケーションの選択］ダイアログボックスで、メールソフトを指定します。

［操作説明］

本マニュアルを表示します。

［標準に戻す］

表示されている画面の設定内容を、初期設定に戻すことができます。