スキャン結果を確認して保存する

重要

• 以下のいずれかに該当する場合は、［保存設定］ダイアログボックスでスキャン結果を確認して保存することはできません。

  • ［おまかせ］スキャンでスキャンした場合
  • 操作パネルまたはEZボタンからスキャンした場合
  • ［アプリケーション設定］の［アプリケーションで開く］で［Canon IJ PDF Editor］を選んでスキャンした場合
• お使いの機種によって、使用できる機能や表示される項目、設定できる項目は異なります。

参考

• 写真をスキャンする場合を例に説明しています。

1. Scan Utilityを起動する

2. ［設定...］をクリックする

   スキャン設定ダイアログボックスが表示されます。

3. スキャン設定（パソコンからスキャン）ダイアログボックスで ［写真］をクリックする

4. ［スキャン結果を確認し、保存設定を行う］にチェックマークを付け、［OK］をクリックする

   Scan Utility基本画面が表示されます。

   参考

   • スキャン設定ダイアログボックスの設定項目については、「スキャン設定（パソコンからスキャン）ダイアログボックス」を参照してください。

5. Scan Utility基本画面で ［写真］をクリックする

   スキャンが開始されます。

   スキャン終了後に、［保存設定］ダイアログボックスが表示されます。

   参考

   • スキャンを中止したいときは、［キャンセル］をクリックしてください。

6. 必要に応じて画像の順番やファイルの保存方法を変更する

   ［保存設定］ダイアログボックスで、画像の順番やファイルの保存方法を変更することができます。

   （削除）

   スキャン結果表示領域で選んでいる画像を削除します。

   ／（左回りに90度回転）／（右回りに90度回転）

   スキャンした画像を左または右に90度回転することができます。

   回転させたい画像を選び、（左回りに90度回転）または （右回りに90度回転）をクリックします。

   重要

   • ［スキャン設定(ScanGear)］ダイアログボックスで［大容量の画像のスキャンを有効にする］にチェックマークを付けているときは、スキャンした画像を操作するボタンは表示されません。

   ［追加スキャン］

   再度スキャンが開始され、スキャン結果表示領域に画像が追加されます。

   ［ファイル名］

   保存する画像のファイル名を入力します。ファイルを保存すると、設定したファイル名の後ろに、「_20XX0101_0001」のように日付と4桁の数字が付きます。

   参考

   • ［今日の日付のフォルダーに保存する］にチェックマークを付けると、設定したファイル名の後ろに、4桁の数字が付きます。

   ［保存する場所］

   スキャンした画像の保存先フォルダーを表示します。新しいフォルダーを追加したい場合は、プルダウンメニューから［追加...］を選んで表示される［保存フォルダーの選択］ダイアログボックスで［追加］をクリックし、保存先フォルダーを指定します。

   初期設定では、以下のフォルダーに保存されます。

   • Windows 11／Windows 10／Windows 8.1の場合：

     ［ドキュメント］フォルダー

   • Windows 7の場合：

     ［マイ ドキュメント］フォルダー

   ［データ形式］

   スキャンした画像を保存するときのデータ形式を選びます。

   ［JPEG/Exif］、［TIFF］、［PNG］、［PDF］、［PDF (複数ページ)］が選べます。

   重要

   • 以下のいずれかに該当する場合、［PDF］、［PDF (複数ページ)］を選択できません。

     • Scan Utility基本画面から［写真］、［OCR］をクリックしてスキャンしたとき
     • ［スキャン設定(ScanGear)］ダイアログボックスの［保存設定］で［大容量の画像のスキャンを有効にする］にチェックマークを付けている
     • ［スキャン設定(文書)］、［スキャン設定(お気に入り)］、［スキャン設定(ScanGear)］ダイアログボックスの［アプリケーション設定］で［OCRを開始する］を選んでいる
   • ［カラーモード］で［白黒］を選んでいるときは、［JPEG/Exif］は選べません。

   参考

   • ネットワーク接続でご使用の場合、［データ形式］で［TIFF］または［PNG］を設定すると、スキャンの時間が通常よりも長くなることがあります。

   ［JPEG画質］

   JPEGファイルの画質を指定することができます。

   重要

   • ［データ形式］で［JPEG/Exif］を選んでいるときのみ表示されます。

   ［PDF圧縮タイプ］

   PDFファイルを保存するときの圧縮タイプを選びます。

   ［標準］

   通常は、この設定をお勧めします。

   ［高圧縮］

   ファイルのデータ容量を圧縮して保存するため、ネットワークやサーバーへの負担を軽減することができます。

   重要

   • ［データ形式］で［PDF］または［PDF (複数ページ)］を選んでいるときのみ表示されます。
   • ［カラーモード］で［白黒］を選んでいるときは、この項目は表示されません。

   ［キーワード検索が可能なPDFを作成する］

   チェックマークを付けると、画像内の文字がテキストデータに変換され、キーワード検索ができるPDFファイルを作成できます。

   重要

   • ［データ形式］で［PDF］または［PDF (複数ページ)］を選んでいるときのみ表示されます。

   参考

   • スキャン設定ダイアログボックスの （基本設定）シートにある［文書の言語］で選ばれている言語で検索できるPDFファイルが作成されます。

   ［今日の日付のフォルダーに保存する］

   チェックマークを付けると、［保存する場所］で設定したフォルダー内に今日の日付フォルダーが作成され、その中にスキャンしたデータを保存できます。フォルダーは、「20XX_01_01」のように「西暦_月_日」という名前で作成されます。

   チェックマークを外した場合は、［保存する場所］で設定したフォルダーの中に、直接データが保存されます。

   ［保存］

   スキャンした画像を保存します。

   ［キャンセル］

   保存を中止します。

7. ［OK］をクリックする

   スキャンした画像が設定どおりに保存されます。