プリンター共有に関する制限
ネットワーク環境でプリンターを使用する場合の制限事項です。お使いの環境に合わせて確認してください。
プリンター共有を設定する時の制限
- [プリンターの追加]からドライバーをインストールする時に「ntprint.inf」を要求された場合は、次の手順でファイルを指定してください。
- プリントサーバー機と異なるアーキテクチャのクライアント機でエクスプローラーを起動し、アドレスバーに次のパスを貼り付け、Enterキーを押します。
%windir%\system32\driverstore\ - [FileRepository]フォルダーを右クリックし、[プロパティ]をクリックします。
- [共有]シートの[共有]をクリックします。
- プリントサーバー機に表示されたメッセージ画面で、手順3で共有したフォルダー内の「ntprint.inf_xxxxxxxx」を指定し、[OK]をクリックします。
複数のコピーが存在する場合は、更新日時が最新のものを選びます。
- プリントサーバー機と異なるアーキテクチャのクライアント機でエクスプローラーを起動し、アドレスバーに次のパスを貼り付け、Enterキーを押します。
プリンターを共有して使用する時の制限
- 印刷終了のメッセージが表示されることがあります。メッセージを表示しないようにするためには、以下の操作を行ってください。
Windows 10、Windows 8.1、Windows Server 2016、Windows Server 2012 R2、またはWindows Server 2012をご使用の場合:
クライアント機の[デバイスとプリンター]画面で、[プリンター]からプリンターを選び、コマンドバーの[プリント サーバー プロパティ]をクリックします。
[詳細設定]シートで[ネットワーク プリンターの情報を通知する]のチェックマークを外して、パソコンを再起動します。Windows 7またはWindows Server 2008 R2をご使用の場合:
クライアント機の[デバイスとプリンター]画面で、[プリンターとFAX]からプリンターを選び、コマンドバーの[プリント サーバー プロパティ]をクリックします。
[詳細設定]シートで[ネットワーク プリンターの情報を通知する]のチェックマークを外して、パソコンを再起動します。
- 双方向サポート機能が無効になり、プリンターのステータスを正しく取得できないことがあります。
クライアントのユーザーが、プリンタードライバーのプロパティを開き、[ポート]シートの[双方向サポートを有効にする]のチェックマークを外したまま[OK]をクリックすると、プリントサーバー機の双方向通信機能まで無効になってしまうことがあります。
この場合は、プリントサーバー機とクライアント機両方で[双方向サポートを有効にする]にチェックマークを付けてください。 - クライアント機から印刷を行う場合は、以下の機能は使用できません。
- [レイアウト]シートの[ページレイアウト]で[フリーレイアウト]、[PosterArtistで編集]の機能
- Canon imagePROGRAF Previewの機能
- [デバイス設定]シートの機能は、クライアント機で正しく設定できない状況では、グレー表示になることがあります。この場合は、プリントサーバー機で設定を変更してください。
プリントサーバー機の設定を変更した場合は、クライアント機から共有プリンターのアイコンを削除し、再度、クライアント機での共有設定を行うことをお勧めします。 - クライアント機にプリントサーバー機と同じプリンタードライバーがインストールされている場合は、ネットワークプリンターのアイコンが自動的に作成されることがあります。
- クライアント機から共有プリンターで文書を印刷してエラーが起こった場合、Canon IJステータスモニタのエラーメッセージはクライアント機とプリントサーバー機の両方に表示されます。また、通常の印刷の場合、Canon IJステータスモニタはクライアント機にのみ表示されます。