iOS機器を使って印刷する(AirPrint)
AirPrintでは、特別なアプリをダウンロードしなくても、写真、Eメール、ウェブページ、文書などを印刷することができます。
お使いの環境を確認する
はじめに、お使いの環境を確認してください。
AirPrintの動作環境
最新バージョンのiOS/iPadOSがインストールされているiPhone、iPad、およびiPod touch使用条件
iOS機器とプリンターが次のいずれかの方法で接続されていること- 同一のネットワーク上でLAN接続されている
- Wi-Fiルーターを介さずに直接接続されている(ダイレクト接続)
iOS機器からAirPrintで印刷する
-
参考
- [自動電源オン]を有効にしている場合、印刷ジョブを受信するとプリンターの電源は自動的に入ります。
プリンターに用紙をセットする
お使いのiOS機器のアプリで操作アイコンをタップする
以下の画面は、iOS 12のSafariから印刷するときに表示されるものです。機器やアプリによって印刷するときの画面は異なります。
メニューオプションが表示されます。
[プリント]をタップする
[オプション]の[プリンタ]から、お使いのプリンターを選ぶ
重要
- 一部のアプリでは、AirPrintに対応していないため、[オプション]が表示されない場合があります。プリンターオプションが利用できない場合は、そのアプリから印刷することはできません。
印刷設定を確認する
必要に応じて、印刷部数や印刷オプションを設定します。
[プリント]をタップする
設定に従って印刷されます。
参考
- プリンターの電源が入ってから無線LAN接続(Wi-Fi)で通信できるようになるまで、数分かかる可能性があります。プリンターがネットワークに接続されていることを確認してから、印刷を実行してください。
- プリンターのBonjour設定が無効の場合は、AirPrintを使用することができません。プリンターのLAN設定を確認し、Bonjour設定を有効にしてください。
- AirPrintで印刷しているときのトラブルについては、「AirPrintで印刷できない」を参照してください。
用紙のサイズ
AirPrintでは、iOS機器で使用しているアプリ、AirPrintを使用する地域に応じて、用紙サイズは自動的に選ばれます。
主に写真を扱うアプリでは、用紙サイズの初期設定は日本ではL判となり、それ以外の国や地域では4"x6"またはKGとなります。
主に文書を扱うアプリでは、用紙サイズの初期設定は米国地域などではレターサイズとなり、日本や欧州などではA4となります。
印刷時の用紙設定とプリンター本体で登録する用紙情報が異なる場合は、プリンター本体の用紙設定で印刷されます。
重要
- 機器やOSによっては、用紙サイズの初期設定が上記と異なる場合があります。
試し印刷することをお勧めします。 - お使いのアプリによって、使用できる用紙サイズが異なります。
封筒印刷について
iOS機器からAirPrintで封筒に印刷するときは、以下を参考にしてください。
- 長形封筒に印刷する場合
印刷結果イメージ 印刷データの向き 封筒セットの向き 縦書き 印刷結果イメージと180度反転した印刷データを作成します
ふたを折りたたまずに手前に向け、縦置きでセットします
横書き 印刷結果イメージと180度反転した印刷データを作成します
ふたを折りたたまずに手前に向け、縦置きでセットします
- 洋形封筒に印刷する場合
印刷結果イメージ 印刷データの向き 封筒セットの向き 縦書き あて名面を上にし、ふたを折りたたんで、ふたが右側になるように縦置きでセットします
横書き 印刷結果イメージと180度反転した印刷データを作成します
あて名面を上にし、ふたを折りたたんで、ふたが右側になるように縦置きでセットします
印刷状況を確認する
AirPrintでの印刷の進行状況は[プリントセンター]から確認することができます。
iOS機器のマルチタスクモードで表示される[プリントセンター]をタップしてください。
印刷ジョブを削除する
AirPrintでの印刷ジョブを削除するには、次の2つの方法があります。
- プリンターからの場合:プリンターのストップボタンを押して、印刷ジョブをキャンセルします。
- iOS機器からの場合:マルチタスクモードで表示される[プリントセンター]をタップします。表示された画面で削除する印刷ジョブをタップし、[プリントをキャンセル]をタップします。