作品の保存と額装
イメージ通りの作品が仕上がったら、適切な方法で保存や展示をします。
作品の保存時の注意点
作品が劣化する原因は、主に光と空気です。光と空気に触れる量を減らすように工夫します。
- アルバムで保管する、額装するなど、気密性を高める
- 直射日光などの強い光に当たる場所に、保管や展示をしない
- 湿度を管理し、作品が水分を吸収しないように注意する
- 大切な作品は、複数枚作成し、展示用と保管用で分ける
いずれの対策も完全ではありませんが、作品の寿命を延ばすためにも、適切に保管することが大切です。
額装
額装することにより、以下のようなメリットがあります。
- 作品をより魅力的に見せる
- 作品の劣化や破損を防ぐ
作品の意図に合った額装を施せば、作品がより引き立ちます。展示する場所や、作品のイメージに合った額装を工夫します。
作品が人の手に触れたり、水で濡れてしまったりして、破損することを防ぐ効果があります。
額装の注意点
額装の作業や展示中には、以下のような点に注意してください。
- 額に入れる前に24時間以上乾かす
- 酸性や粘着性のあるラミネートフィルムを使用しない
- ガラスのカバーを使う場合、写真がガラスに触れないようにする
- 紫外線保護コーティングスプレーを使用すると白い部分が黄ばむことがある