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2. モニター上で画像を現像/補正する

モニターで画像を見ながら、画像編集ソフトを使って、イメージに近づくように画像を現像/補正していきます。

準備

カラーマネジメントされたモニターを使用することをお勧めします。

モニターを次のように設定してください。

  • 色温度:D50(5000 K)
  • 輝度:100~120 cd/m2
  • ガンマ:2.2

環境光は、D50の色評価用蛍光灯(色温度5000 K、高演色性)を使用することをお勧めします。

カラーマネジメントについての詳細は、「Lesson2 カラーマネジメントの基礎知識」を参照してください。

ヒント

モニターを上記の値に設定できない場合

モニターと印刷物の色あいが異なってしまうため、補正する前に一度印刷し、印刷物を見ながら補正してください。

手順

RAW形式のデータを現像する手順を記載しています。画像編集ソフトによっては、JPEG形式のデータでも補正できる場合がありますが、JPEG形式のデータは圧縮されているためRAW形式のデータより画質が低下しています。そのため補正すると階調などが劣化することがあります。

  1. 使用する画像編集ソフトを起動する

  2. 印刷したい画像を開く

    参考

    画像の色空間には、画像編集ソフトの設定が適用されます。使用する画像のファイル形式や使用目的に合わせて色空間を変更してください。

  3. イメージに近づくよう現像/補正する

    • ホワイトバランス/色温度

      補正前 補正後
    • ピクチャースタイル(Digital Photo Professionalのみ)

      ポートレートや風景など、イメージに合ったスタイルを選ぶだけで、簡単に画像をイメージに近づけることができます。

    • 明るさ

      補正前 補正後
    • コントラスト

      補正前 補正後