PDF圧縮タイプなど保存するPDFファイルの詳細な設定ができます。
[PDFの作成/編集]ビューの[保存]ダイアログで[設定...]をクリックすると、[ファイル設定]ダイアログが表示されます。
解像度が75 dpi~600 dpiの範囲内の画像のみ、このダイアログの設定をすることができます。
[キーワード検索が可能なPDFを作成する]
チェックマークを付けると、画像内の文字列がテキストデータに変換され、キーワード検索ができるPDFファイルを作成できます。
[文書の言語]
画像内の文字列を認識させるための言語を選べます。
[文字原稿の向きを検知して画像を回転する]
チェックマークを付けると、画像内の文字列からページの向きを検知し、正しい向きに自動で回転されたPDFファイルを作成できます。
[文書の言語]で選べる言語の画像(文字原稿)のみ、この機能を利用できます。画像内の言語によっては使用できません。
次のような画像は文字が正しく認識できないため、ページの向きが検知されない場合があります。
文字数が少ない画像
文字サイズが8ポイント~48ポイントの範囲外の文字を含む画像
特殊なフォント、飾り文字、斜体(イタリック)、手書きの文字を含む画像
下地に模様(地紋)がある画像
[文字原稿の傾きを補正する]
チェックマークを付けると、画像内の文字列から原稿の傾きを検知し、±0.1度~10度の範囲で傾きが補正されたPDFファイルを作成できます。
次のような画像は文字が正しく認識できないため、正しく補正されない場合があります。
テキストの行が10度以上傾いている、もしくは傾きの角度が行によって異なる画像
縦書きと横書きのテキストが混在する画像
文字サイズが極端に大きいまたは小さい画像
文字数が少ない画像
図形や画像の含まれる画像
手書きの画像
[PDF圧縮タイプ]
保存するときの圧縮タイプを選べます。
[標準]
通常は、この設定をお勧めします。
[高圧縮]
ファイルのデータ容量を圧縮して保存されます。ネットワークやサーバーへの負担を軽減できます。
PDFファイルを高圧縮でくり返し保存すると、画像が劣化することがあります。
ページの先頭へ |