文書（PDF）ファイルを印刷してみよう

本製品の操作パネルからスキャンしてUSBフラッシュメモリーに保存したPDFファイルや、本製品でファクス受信してUSBフラッシュメモリーに保存したPDFファイル、本製品に対応しているCanon IJ Scan Utility（キヤノン・アイジェイ・スキャン・ユーティリティ）を使って作成したPDFファイルを、USBフラッシュメモリーから印刷することができます。

参考

下記のPDFファイルをUSBフラッシュメモリーから印刷することができます。下記以外のPDFファイルは、文書リストに表示されても印刷することができません。
- 本製品の操作パネルからスキャンし、［データ形式］を［PDF］または［高圧縮PDF］に設定してUSBフラッシュメモリーに保存したPDFファイル（拡張子：「.pdf」）
  
  本製品からスキャンするときの操作については、以下を参照してください。
  
  本製品の操作パネルを使ってスキャンしたデータをUSBフラッシュメモリーに保存する
- 本製品で受信したファクスで、USBフラッシュメモリーに保存したPDFファイル（拡張子：「.pdf」）
  
  受信したファクスをUSBフラッシュメモリーに保存するときの操作については、以下を参照してください。
  
  本製品のメモリーに保存されているファクスをUSBフラッシュメモリーに保存する
  
  受信したファクスをUSBフラッシュメモリーに自動保存する
- 本製品に対応しているCanon IJ Scan Utilityを使って作成し、保存したPDFファイル（拡張子「.pdf」）
  
  ただし、以下のデータは除きます。
  
  暗号化したデータ
  
  2GB以上のデータ
  
  縦方向および横方向のピクセル数が9601 pixel以上の画像を含んだデータ
  
  本製品に対応しているCanon IJ Scan Utilityを使ってPDFファイルを作成する操作については、以下を参照してください。
  
  文書をスキャンする

本製品の電源が入っていることを確認する
A4サイズまたは、レターサイズ、リーガルサイズの普通紙をセットする
USBフラッシュメモリーをUSBメモリー接続部にセットする

重要
- 受信ファクスを自動保存するために、すでにUSBフラッシュメモリーがセットされている場合は、文書データが保存されているUSBフラッシュメモリーをセットしても、印刷の操作を行うことはできません。
  
  この場合は、［ファクス設定］の［自動保存設定］を［しない］に設定し、ファクスの保存用のUSBフラッシュメモリーをいったん取り外してから、文書データが保存されているUSBフラッシュメモリーをセットしてください。
ホーム画面から［メモリーダイレクト］を選ぶ

液晶モニター画面と操作パネルの使いかた

文書リストが表示されます。

参考
- USBフラッシュメモリーに写真データと文書データ（PDFファイル）が保存されている場合、どちらを印刷するか確認する画面が表示されます。［文書データを印刷］を選んで、OKボタンを押してください。
- USBフラッシュメモリーに印刷できる文書データ（PDFファイル）が保存されていない場合は、液晶モニターに［適切なデータが保存されていません］というメッセージが表示されます。
印刷する文書を選び、OKボタンを押す

文書リスト表示ではボタンで、印刷プレビュー表示ではボタンで印刷する文書を選びます。

参考
- 文字数が多いファイル名や、表示できない文字が含まれているファイル名は、文書リストに正しく表示されない場合があります。
- 文書リストが表示されている画面でファンクションボタン（左）を押すと、印刷プレビュー画面に切り替わります。プレビュー画面では、各ファイルの最初のページのみが表示されます。また、文書のサイズが横長の場合は、90度回転して表示される場合があります。
- PDFファイルによっては、印刷プレビュー画面が表示されるまでに時間がかかったり、文書や画像の一部がかけて表示されたりする場合があります。
- 本製品から印刷できないPDFファイルでも、文書リストの画面にファイル名が表示されます。以下のファイルは文書リストの画面にファイル名が表示されても印刷できません。
  - 本製品に対応しているCanon IJ Scan Utility以外のアプリケーションを使って保存されたPDFファイル
  - 印刷プレビュー画面で「？」が表示されるPDFファイル
- 文書リスト画面で印刷可能なPDFファイルか確認することをお勧めします。文書リスト画面でファンクションボタン（右）を押すと、［詳細表示］画面が表示されます。［詳細表示］画面が以下の場合、PDFファイルを印刷できません。
  - 印刷したいPDFファイルの［詳細表示］が表示されない
  - ［作成元］に機種名、または［IJ Scan Utility］以外の文字が表示されている
- 本製品に対応しているCanon IJ Scan Utility以外のアプリケーションソフトで保存されたPDFファイルは、本製品に対応しているCanon IJ Scan Utilityで保存し直しても、印刷できるPDFファイルにはなりません。
必要に応じて設定する

ボタンで設定項目を選び、ボタンで設定を変更します。
1. 印刷部数
  
  テンキーで部数を指定します。
2. 用紙サイズ
  
  セットした用紙に合わせて、用紙サイズを選びます。
3. 用紙種類
  
  ［普通紙］に設定されます。
4. 印刷品質
  
  印刷品質を設定します。
5. 両面印刷設定
  
  用紙の両面に印刷するか片面に印刷するかを選びます。
  
  ［両面印刷］を選んだ場合、ファンクションボタン（右）を押すと、原稿の向きと印刷用紙のとじ方向を設定できます。
  
  参考
  - ［詳細表示］画面の［作成元］に機種名、または［IJ Scan Utility］が表示されているときに、［両面印刷］を選ぶことができます。
カラー印刷する場合はカラーボタンを押し、白黒印刷する場合はモノクロボタンを押す

印刷が開始されます。

参考

一度に250ページまで印刷できます。251ページ以上のPDFファイルの場合、液晶モニターに［指定した文書データ（PDF）は印刷可能なページ数を超えています　超えたページは印刷できません　印刷を続けますか？］と表示されます。［はい］を選んでOKボタンを押すと、印刷が開始されます。251ページ以上のPDFファイルを印刷したい場合は、パソコンから印刷してください。
PDFファイルによっては、90度回転して印刷される場合があります。
用紙サイズより文書のサイズが大きい場合は、縮小印刷されます。このとき、細い線が消えたり、画像などの配置がずれたりして印刷される場合があります。
PDFファイルによっては、印刷前または印刷中にエラーメッセージが表示される場合があります。

メッセージが表示されている