2段ロールモデルの用紙切り替えと[自動回転]
2段ロールタイプのプリンターで[自動回転]が[する]に設定されている場合、はじめに[自動回転]を行うか判断したあとで、用紙の幅方向の余白がより少ない用紙を選択して印刷します。
この時点で各段に回転する/しないが確定します。2つの候補から画欠けの有無や用紙の幅方向の余白量、用紙消費量を考慮して給紙位置を選び、印刷します。
プリンターの用紙設定が以下の場合に、この機能は有効になります。
- 上下段ともにロール紙がセットされ、上段のロール紙が給紙されている場合
- [本体設定]→[用紙関連の設定]→[ロール紙の自動切り換え]で[サイズを判別する]を選んでいる場合
- [本体設定]→[印刷設定]→[HP-GL/2印刷設定]→[用紙設定]→[給紙位置]で[自動]を選んでいる場合
出力するページが縦長の場合、はじめに用紙を節約するため回転処理が行われます。
回転した横長の画像に対して、幅方向の余白がより少なくなる上下段どちらかの用紙を選んで印刷します。
2段ロールモデルの用紙切り替えと[自動回転]のイメージ
印刷データ(作画範囲)
自動回転後のイメージ
給紙済みの上段のロール紙に印刷した画像のイメージ(印刷はされません。)
セット済みの下段のロール紙に印刷した画像のイメージ(実際に印刷されます。)
給紙済みの上段のロール紙よりも下段のロール紙のほうが余白が少なくなる場合、自動で給紙位置が切り換わり、下段のロール紙に印刷されます。