［画像サイズの検出］と［オーバーサイズ］

［画像サイズの検出］と［オーバーサイズ］の設定によって、画像処理や印刷の動作がそれぞれ以下のようになります。

• ［画像サイズの検出］が［しない］または［コマンド優先］で、［オーバーサイズ］が［無効］の場合：

  ［画像サイズの検出］の設定に基づいて決定された作画範囲について、［オーバーサイズ］で［無効］を選んでいるときの処理を行います。

  作画範囲の内側に余白が付加されるため、レイアウトによっては画像が欠ける可能性があります。

• ［画像サイズの検出］が［しない］または［コマンド優先］で、［オーバーサイズ］が［有効］の場合：

  ［画像サイズの検出］の設定に基づいて決定された作画範囲について、［オーバーサイズ］で［有効］を選んでいるときの処理を行います。

  作画範囲の外側に余白が付加されるため、余白によって画像が欠けることはありません。

  ただし、［画像サイズの検出］の設定に基づいて決定された作画範囲に、上下左右4辺の余白を足したサイズよりも大きな用紙に印刷してください。

参考

• ただし、すべてのHP-GL/2データについて上記のとおりに対応できるとは限りません。

［画像サイズの検出］と［オーバーサイズ］のイメージ

図形が左上に配置され、右と下に余白のあるデータを、コマンドで指定された作画範囲（通常はアプリケーションで指定したサイズ）より大きなロール紙に印刷する場合：

A：［画像サイズの検出］の設定に基づいて決定された作画範囲

• ［画像サイズの検出］が［しない］または［コマンド優先］で、［オーバーサイズ］が［無効］の場合：

  作画範囲の内側に余白が付加されるため、レイアウトによっては、画像が欠ける可能性があります。

  

  B：カット位置

  ［画像サイズの検出］の設定に基づいて決定された作画範囲の長さで、用紙がカットされます。

• ［画像サイズの検出］が［しない］または［コマンド優先］で、［オーバーサイズ］が［有効］の場合：

  作画範囲の外側に余白が付加されるため、余白によって画像が欠けることはありません。

  

  C：カット位置

  ［画像サイズの検出］の設定に基づいて決定された作画範囲の長さに上下の余白を足した長さで、用紙がカットされます。