パスワードを変更/設定する
リモートUIを使ったネットワーク経由で、または、操作部の(セットアップ)でプリンターの状態を確認したり設定変更ができます。[管理者モード]と[一般ユーザーモード]のそれぞれに、パスワードを設定することが可能です。また、セキュリティポリシーを使用可能なモデルでは、セキュリティポリシーに特化したセキュリティ管理者のパスワード設定/変更が可能です。
セキュリティガイド内で、パスワードと単に記載している場合は、管理者用のパスワードを示しています。
[管理者モード]でログインすると、プリンターのすべての設定を変更したり一般ユーザーの操作を制限したりすることができます。[一般ユーザーモード]でログインしたときは、一部の設定のみ変更できます。
管理者パスワードを設定すると、操作パネルの一部のメニューを利用する際に、パスワードの入力が必要になります。管理者パスワードの設定は、プリンターの操作パネルから行う方法と、リモートUIから行う方法があります。
管理者レベルの種類とできること
- 管理者
- 各項目の設定、リセットを実行できる
- セキュリティポリシーが設定可能なモデルでは、プリンターに設定されたセキュリティポリシー設定をエクスポートしたり、他のプリンターからエクスポートされたセキュリティポリシー設定をインポートしたりできる
- ユーザー
- ユーザー設定が可能なモデルではリモートUIで設定したユーザーが使用可能な機能を実行できる
- セキュリティ管理者
- 組織のセキュリティポリシーに従って、プリンターのセキュリティポリシーを設定することで、プリンターのセキュリティ関連機能の設定変更を制限することができる
重要
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パスワードポリシーによりパスワード強度を設定することができます。
パスワード強度は、パスワード長、パスワードに使用しなければならない文字のルールが設定可能です。
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工場出荷時は以下の文字制限があります。最小文字数は8文字、最大文字数は32文字で設定してください。(モデルによって異なります)
使用可能な文字は半角英数字、スペース、ウムラウト文字、および以下の記号です。
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セキュリティポリシーの設定ができるモデルではパスワード強度の設定にしたがって、設定/変更しなければなりません。パスワード設定後にパスワードポリシーを変更しても、既に設定しているパスワードは有効のままです。パスワードポリシーを変更した場合は、パスワードを変更してください。