使用上の注意(Free Layout plus)
Canon Free Layout plus(以降Free Layout plus)の使用に際しては、以下のような制限事項があります。あらかじめ、これらの点に注意してください。
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Free Layout plusはWindows用 imagePROGRAF Printer Driver v5.00以降に対応しています。
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本ガイドでは、おもにWindows 10 operating system(以降、Windows 10)をお使いの場合に表示される画面で説明しています。
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大きなサイズのデータや複数ページのデータを扱う場合、アプリケーションの起動やアプリケーションからの印刷に失敗することがあります。また、印刷時に画像が粗くなる場合や、欠損する場合があります。それらの場合には、以下をお試しください。それでも解決できない場合は、Free Layout plusは使用せずに、プリンタードライバーから直接印刷を実行してください。
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お使いのパソコンのメモリーを増設するか、仮想メモリーを大きくしてください。
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Adobe Illustratorをお使いの場合は、プリントダイアログボックスのビットマッププリントのオン/オフを変更してください。
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印刷品質を変更してください。
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オプションダイアログから[ドライバーの内部スプール処理機能を利用する]のオン、オフを変更してください。
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画面表示と実際の印刷位置に誤差が生じる可能性があります。その場合には、オブジェクトの位置を微調整してください。
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プレビューの表示と、アプリケーションソフト(Adobe Photoshopなど)上の画面表示では、色味が異なる場合があります。
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プレビューの文章や細線等の表示が印刷結果と異なる場合があります。
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印刷中にFree Layout plusを終了すると印刷に失敗する場合があります。
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[フチなし印刷]を[オン]に設定した場合は、切り取られる部分を含めてビューの表示を行います。
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本ソフトウェアをインストールすると、仮想プリンター[Canon Free Layout plus]がインストールされます。 本ソフトウェアを使用する場合、仮想プリンター[Canon Free Layout plus]をアンインストールしないでください。
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共有プリンターやリダイレクトプリンターからは、印刷できません。
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Microsoft Officeへのプラグイン機能は次のバージョンのアプリケーションソフトに対応しています。
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Microsoft Word(2010/2013/2016)
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Microsoft PowerPoint(2010/2013/2016)
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Microsoft Excel(2010/2013/2016)
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Free Layout plusをインストール後、Microsoft Officeに[Canon Free Layout plus]リボンが表示されないことがあります。詳しくは、「プラグイン対象アプリから起動する」の「[Canon Free Layout plus]リボンが表示されないときには」を参照してください。
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WebブラウザからOfficeドキュメントを開いた場合、プラグインは正常に動作しません。
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埋め込みオブジェクトやリンクオブジェクトを編集している場合、プラグインは正常に動作しません。
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Microsoft Officeのクイックアクセスツールバーに[Canon Free Layout plus]リボンを追加した場合、プラグインは正常に動作しません。
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プラグイン使用時、データによっては印刷またはデータの解析に必要な情報を取得できないため、エラーダイアログが表示される場合があります。そのときは仮想プリンター[Canon Free Layout plus]から印刷を行ってください。
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プラグイン使用時、既存のデータに対して[長尺用紙設定]を実行するとレイアウトなどが崩れる場合があります。そのときは再度データを修正してください。
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プラグイン使用時、Microsoft Excelで選択されている範囲が大きすぎる場合は、データを解析することができません。選択する範囲を小さくしてから実行してください。
環境によっては、初回の起動や印刷に時間がかかる場合があります。
OSに登録されている用紙サイズの数が一定数を超えている場合、正常に動作しない場合があります。
スタートアップ上から [Canon Free Layout plus Service] を無効にした場合、正常に動作しません。